事業承継に知的財産が役に立つ?

特許事務所も二代目、三代目と事業を承継している事務所が増えてきました。ただ、残念ではあるのですが、創立者である先生が打ち立てた品質を維持できている事務所がほとんどないのが現状です。どうして、事業承継がうまくいかないのでしょうか?

 

もちろん、指導体制、教育体制の不備もあるでしょう。しかし、確固たる経営理念がないため、事業の核をうまく承継できていないことが根本の原因であるように感じます。

 

これは、特許事務所だけの問題ではありません。あらゆる中小企業で事業承継は大きな問題となっています。そして、事業承継には、必ず資産承継が伴います。特に経営者が亡くなくなられた場合など、遺族は本当に難しい立場に立たされることが多いようです。

 

この場合に、何らかの効果的なスキームの提案を受けたことがあるでしょうか。さまざまな事情があり、それに応じて方法も千差万別でしょう。ただ、その中に知的財産を上手く組み込んだスキームについては、私は見たことがありません。

 

ご存知のように、知的財産の創出費用は、すべて経費として認められます。では、出来上がった知的財産についてはどうでしょうか?知的財産の価値をどう評価するかによって、Win-Winのスキームを生みだすこともできるはずです。

 

一度、こんな内容のセミナーをしてみようかな、と考えています。興味ございましたら、メッセージとかいただけたらありがたいです!

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